今日は渋谷のアップリンクというミニシアターへ『幸せの経済学』を観に行きました。
上映ぎりぎりに着いたら、もうキャンセル待ちで30番。
席の追加や立ち見を入れて、直前の人で打ち止めとなってしまいました。
その後、もうひとつのスクリーンで一時間後に上映のあったフィンランド映画『100000年後の安全』を観ることにしました。
その映画は非常にクリアでクリエイティブな視点で原発のリスクを描いたドキュメンタリーでした。
最後はSFを観ているような気持ちがしてきて、あっもう自分は新しい世界を生きているんだ!っていうことを気づかされる映像でした。
帰りに受付で『いよいよローカルの時代〜ヘレナさんの「幸せの経済学」』というヘレナさんと辻信一さんの対談本を購入、パラパラっと読んでいて引っ掛かった文を引用します。
第三世界の人々が洗脳から脱けでるために、洗脳のプロセスを持ちこんだ欧米を憎めばよいかというと、けっしてそうではない。カルチャー・セラピーで重要なのは、たとえばアメリカの内部で何が起こっているのかを知らせること。アメリカの中にも心の病を抱えている人が多く、不幸せな人があふれている。その人たちの苦悩について語ることによって、社会の壁を越えたコミュニケーションが生まれる。そして、手を取りあって助けあいながら、この問題をいっしょに解決する道筋を考えていくことができる。(ヘレナ)
責めるべきなのは、隣でつくっているオーガニックの食べものよりも、地球の裏側でできた化学肥料をいっぱい使用した食べもののほうが、補助金のマジックによって安くなる、という馬鹿げたシステム。それを批判して変えていくことが大切です。(ヘレナ)
うん、そこがヘレナの思想のひとつの要点だと思う。ある問題を解決しようというときに、個人を責めたり、個人の悪意や陰謀のせいにしたりすることを、くり返し戒めているでしょ。知的エネルギーをそんなことで浪費するより、問題を引きおこしたシステムを見抜き、みんなで現実を変えていきましょうって。(辻)
以上2つの文章に共通するのは、問題と目される国やシステムを見抜いて、その苦しみを理解し、解決の道筋を見つけて現実を変えていきましょうということ。
目を開いてよく観よう。